2006年 01月 25日 ( 3 )

突然ですが、トコロ変わってここはチェコ。
プラハ出張を控えたnoryさんのために、
プラハでもっとも古いビアホール「ウ・フレクー」をご紹介。

いっこうに更新のはかどらないこちらからちょっと出張です。

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国民一人当たりのビール消費量が世界一。実に平均して一人大瓶251本。
チェコは、ビール大国なのである。
8月のプラハにやってきた我々は、ビールの国のビールの都、
その中でも最も由緒あるとうたわれる店にやってきた。
すなわち「ウ・フレクー」、1499年より続く伝説のビアホール。

それは、ちょっと寂しい市街地の中にぽつんとある。
大きな時計が目印だ。それに、前を通ればすぐわかる。
中からはビールを楽しむ人々の、にぎやか極まる歌声そして話し声。

【ポイント】ウ・フレクーは場所をちゃんと調べていくべし。観光地ど真ん中ではない。
店頭の時計が目印だが、何しろここだけ賑やかなのですぐ分かるはず。

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扉をくぐる。そこは広めの廊下のようになっており、
すぐ右と左に大きな部屋がある。
店の人とおぼしき人に人数を伝え(「2人です」)、しばし待つ。
目の前からは、黒ビールのジョッキをたくさんトレイに載せてウエイターがやってくる。
右の部屋と左の部屋、どんどんビールが運ばれる。
それも、すべてが黒ビール。度数13度の黒ビールが、ここの名物なのだ。

【ポイント】いつも混んでるくさいが、店内はけっこう広いので大丈夫。
店先で入り方がよくわかんなかったら、うやむやのうちに席に着こう。

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大きなホールに長いテーブルが3本、ぎっしりというほどではないが賑やかだ。
有名店ということで観光客が多いらしい。彼らもみな観光なのだろうか。
僕らの隣に座った団体は、近くから来ている雰囲気だった。
そういう人もいるだろう。子供もいる。家族の夕食というわけだ。
子供がビールを飲んでいたかは定かでない。
しかし、ここは昼から酒を飲む客がそれなりにいるという。
ピルスナー、いわゆる黄金色の我々がよく知っているビールの原型は、
ここチェコで生まれた。それまでは濃厚な黒っぽいビールしかなかったと言われる。
実際、先日チェコに着いたばかりの時に、旧市街広場の有名店で飲んだのは、
日本で飲むそれよりも、少し苦めのゴールドのピルスナー・ビールだった。
ウ・フレクーはそうではない。あくまで黒一辺倒で勝負するという気概。

【ポイント】ウ・フレクーは黒ビールの店。ピルスナーが飲みたければよそへ行こう。

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一応メニューを見るが、「グラーシュ」以外は正直よくわからない。
まあ適当に頼む。まずはビール。忙しく行き来する店員を呼び止めて、
ビールを2つオーダーする。分かったようなジェスチュアで奥へ引っ込む店員。
しばしビールを待つ。なかなか来ないね。
そのうちに、食前酒らしきものをいくつもトレイに乗せた店員が来た。
「飲むか?」サービスらしい。酒を受け取る。ちょっときつめのアルコール。
周りを見ていると、どうもビールを単独で頼んでも
オーダーした分だけが来るわけではないようだ。
入り口でも見たような、トレイにジョッキを10個とか乗せて歩く店員。
彼が持って来た時に、それが欲しければ欲しいだけもらう。
駅弁のようなシステムなのだった。または、香港の飲茶のようでもある。

【ポイント】ビールのオーダー方法は独特。覚えていきましょう。
あと、食前酒はサービスではなく有料(笑)これも覚えていきましょう。

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とりあえず基本はこのグラーシュ。プラハではどこでも見かける。
甘い味付けの牛肉の煮込みである。添えてあるのはクネドリーキという一種の蒸しパン。
プラハのレストランで、我々はいったい何種類のグラーシュを食べただろうか?

【ポイント】グラーシュがなくてはプラハのつまみは始まらない!

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太っちょおじさん2人のリサイタルは続く。店内は音楽にあふれている。
客たちは陽気に、大きな声で話したり肩を組んだりしている。
楽しい酔っ払いたちの饗宴。
そして、このアルコール度数13度と高めの、名物黒ビールの美味しいこと!
いわゆるどろっとしたスタウトとは違う、
飲みやすく味わい深いカジュアルな「黒ビール」。
この店の、気さくで楽しい雰囲気とよく合っている。チャーミングなビールなのだ。
トレイにたっぷりとジョッキを乗せて、また店員がやってきた。
今度は躊躇なくおかわりする。
悪く言えば大雑把なこの駅弁システムもなんだか楽しい。

【ポイント】この場に身をゆだねて、気持ちよく楽しむのが吉!

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グラーシュばかり食べているのもつまらない。
やっぱりビアホールとくればソーセージしかあるまい。
ポリッとした食感がたまらない。

【ポイント】ウ・フレクーはフードも充実しています。
メニューを読めるくらいに学習していくとさらに楽しむことができるでしょう。

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背中に音楽、客たちの歌声を聞きつつ、店を出る。
市街地からここまでは結構歩いた。タクシーでホテルに帰りたい。
店の前から乗ろうとしたが、どうも料金交渉が怪しい。
金額を聞くと、ぼったろうとしているらしい。
我々は毅然とお断りを入れ、ちょっと歩いて駅から帰ることにした。


【ポイント】チェコのタクシーはけっこうボリたがり。
特にウ・フレクーは観光客が集まる場所。タクシーに気をつけよう。

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チェコの駅のエスカレーターはちょっと怖い。
なぜなら、角度が急な上にスピードが日本に比べて速いのだ。
気持ちよく酔って、ふらふらしているとひっくり返らないとも限らない。
せっかくの一夜、帰りに怪我などしないよう、気をつけたいところだ。

【ポイント】プラハのエスカレーターは、ジェットコースター。

by shinobu_kaki | 2006-01-25 23:19 | 最初の一皿、最後の一杯 | Trackback(1) | Comments(6)
(2005年7月、「映像化したくても、今の技術で不可能なことは?」
とのインタビュアーの質問に答えて)

生身の俳優と比べても違和感がない100%デジタルの人間を作ること。
現時点では無理だけど、5~7年もすれば可能になるだろう。
そうなれば、CG俳優と本物の見分けがつかなくなる。
ぞっとするね。越えてはいけない一線だと思う。

スティーブン・スピルバーグ(映画監督)



映像世界においても、人が人を作ることは
「神への冒涜」といったニュアンスを含んでいる。
クローンの問題にも似ている。
とはいえ、いくら精巧なCGでも「自我」が発生するわけではないですけど。

こりゃ「ブレードランナー」的な話だね。
by shinobu_kaki | 2006-01-25 10:43 | 言葉は踊る。 | Trackback | Comments(0)

同窓会的結婚式@八芳園

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白金台の名門・八芳園にて、結婚式に呼ばれてきました。
つながりは、二子玉にいた頃によく行っていたbarの仲間たち。
当時は不思議と同世代が集まっていたのだった。
今日の新郎・新婦もその店つながり。
つまり、新郎新婦とも共通の友達であるというわけで、
大体は片方だけ知ってるという状況が多い結婚式において、
2倍のお祝いゴコロが集まるというもの。

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大雪の翌日、八芳園の見事な庭にはまだ雪が残る。
チャペルを出てライスシャワー、祝福の列をくぐる2人。

10年ぶりに会う人もいた。なんて懐かしい。
さながら同窓会なのだ。

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ひんやりとしかし晴れた空のもと、家族が記念撮影。
われわれ友人は遠巻きに見守る。
新婦の妹、小さな子がキャッキャッと笑う。
タンバリンでもって、一生懸命子供をあやす式場のスタッフ。
みんなの顔が和む。子供は偉大である。

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ホールに移って、式が始まった。
大きなケーキにナイフ入刀。
シャッターチャンスに、携帯だデジカメだと群がる臨時報道陣。

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料理はすすむ。ビールもすすむ。
今日は長丁場だよなあ。
まだ、昼過ぎなのだ。

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新婦のお色直し。
ホールの入り口からと思いきや、
庭に面したバルコニーから現れる演出である。

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料理はすすむ。ワインもすすむ。
メインディッシュがやってきた。
赤ワインをオカワリするワタクシ。

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セレモニーのクライマックス、新郎からの挨拶である。
熱と愛情と決意のこもった感動的なスピーチに、
女性陣は涙を禁じ得ないのだ。

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2次会は白金通り沿いの「ラ・ボエム」。
ワンフロア借り切り。二階席には一般客もちらほら。
ついでに祝ってくださんせ。

どうでもいいけど昼からずうっと飲んでるよなあ。

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ブーケトス。下には女性が集っているわけです、ハイ。

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店を出た。話足りない面々は、タクシーに乗り合わせて一路渋谷へ。
夜は続く。2人の幸せもまた、途切れずに続くのである。
by shinobu_kaki | 2006-01-25 07:37 | ライフ イズ | Trackback | Comments(4)

移動祝祭日


by Shinobu_kaki