かつて広瀬香美と大沢たかおが結婚を発表したとき、
悲鳴をあげたのは女性ばかりだったと記憶している。
当時、広瀬がいくつかヒットを飛ばしていたこともあり(広瀬は歌手である)、
スポーツ紙の見出しの「主語」は広瀬香美であった。
つまり、「広瀬香美“が”大沢たかおと結婚」という論調だったのである。
今では斯界における露出は逆転している。
広瀬香美がいわゆる「あげまん」(懐かしいね)かどうかはわからない。
IZAM(イザム)が二度目の結婚である。
相手は「試してみほ!」の吉岡美穂だ。「かけてみほ!」だったかもしれない。
ともかくそれはあまり重要な事柄ではない。
IZAMは以前、吉川ひなのと電撃結婚を発表して電撃的に離婚した。
その一連の騒動(「騒動」である、)があまりに現実味を欠いており、
吉川ひなののお人形さん然とした風貌ともあいまって、
まるでママゴトの延長で、結婚「ごっこ」をしてみたのではないかとさえ思った。
今回の吉岡美穂との結婚は、いわゆる「できちゃった婚」なのだという。
これはさしずめお医者さんごっこの延長(以下自粛)
それにしてもIZAMってなんだかんだモテるんですね。
なんて書いてたら、押尾学と矢田亜希子の結婚報道である。
押尾学は、なんというか、えー、やんちゃな人である。
矢田亜希子は、その非常に整ったルックスが世の羨望を集めているのだが、
面白いことに、矢田のルックスを評価するのは決まって女性なのである。
私はいまだかつて、「矢田亜希子が大好き」だという男性と会ったことがない。
美人といえばあれほどの美人もなかなかいない、というのにである。
なぜだろうか。
ひとつには、矢田亜希子は破綻がなさすぎるからではないだろうか。
あまたの男女の、バランスにおいてもっとも平均値たるが美男美女であるという。
つまり「もっとも当たり障りがない」と言うこともできる。
バランスが良すぎると、隙がなく、いきおい魅力もない。
矢田亜希子にはそんなことが当てはまるのかもしれない。
一時代を築くミューズ(女神)の座は、決して最美人がそれを射止めるわけではない。
というわけで、矢田亜希子は男性にとって、
それほど関心を集める存在とは言えぬまま、
えーと、なんというか、やんちゃな男性(ひと)のもとへと嫁いで行く。
結婚といえば印象的なのは内田有紀である。
「北の国から」の共演をきっかけに、ジュンくんこと吉岡秀隆と結婚した。
そして離婚してしまったのであるが、かのニュースを耳にして、
世の男性のみならず、女性達の間においても内田の株は上がったはずである。
吉岡秀隆って外見がぱっとしないだけに、
なんか相手に「人を見る目がある」と思わせるものがあるのだろう。
それは「外見に惑わされない人だ」というニュアンスと非常に近く、
男性としては非常に微妙なものがあるわけなのだが。
しかして内田有紀は、この後にどんな男性を選ぶかで、その印象が大きく変わる。
正念場である。(正念場って)。